札幌スピリチュアリスト・ブログ

スピリチュアリストとして日々感じたことや、考えたこと、書籍の紹介などを徒然なるままに記します。

今世界で何が本当に起こっているのかを考える

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米国新政権の誕生について

 2021年1月20日第46代米国大統領に選出されたジョー・バイデン氏は治安上の理由とコロナ対策ということでほとんど米国市民が参加しない状況の中で全米から集められた州兵がワシントンD.C.を取り囲む中、奇妙な就任式が挙行され歴代の大統領とベンス副大統領が出席した映像が世界に流れました。就任後、下院ではトランプ前大統領に対する弾劾決議が可決され、現在もはや大統領ではないトランプ氏に対して上院で審議が行わるということです。これに対して、そもそも大統領でない民間人に対して弾劾するのは憲法違反ではないかという動議を共和党ランド・ポール上院議員が提出しました。 この動議自体は賛成45に対して反対55で否決されたのですが、上院の2/3以上が弾劾に賛成することはないと思われるので、今のところはトランプ氏が弾劾されることはなさそうです。一方大統領に就任したバイデン氏は就任直後から大統領令を連発し就任してからまだ2週間程しか経過していないのに37の大統領令に署名したとされます。あまりにも早急な政策の変更は国内の不協和音を増幅するだけなので新政権には寛容と国内融和を求めたいと思います。選挙に不正がないと主張し、多くの国民の支持を得ているとのことですから、もっと堂々としてほしいものです。何かを恐れているように感じるのは私だけでしょうか。

民主主義の原則から離れていく世界

 2021年になって、世界が大きな暗闇によって閉ざされていくように感じています。本来多様な意見があって、意見の対立があっても、それぞれの主張を聞いた上で自らの考えを形成していくことが健全な社会の必要条件であったはずです。民主主義政府が必ず保護しなければならない基本的人権には、言論と表現の自由、宗教と信仰の自由、法の下での正当な手続きと平等な保護、そして組織を結成し、発言し異議を唱え、社会の公共生活に全面的に参加する自由などがあります。「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」というフランスの哲学者ヴォルテールの言葉は、この度の米国の大統領選挙をめぐる一連の動きをみていて残念ながら失われていくのを感じます。
 反対意見を封じるということは、自分の意見以外は認めないということであり、特に深刻なのは今や言論活動の主戦場となっているサイバー空間の世界でプラットフォーマーと言われるビックテック企業が自らの主義主張と合わない言論に対して検閲を行い、自らの意図に合わない言論やその言論を行う特定の個人に対してその言論空間から締め出してしまうという暴挙に出たことです。大手マスコミの場合は以前から偏った傾向が見られましたが、今回はそれに加えてビックテック企業が意図的な言論統制を行っているように見えて、とても残念でなりません。今日民主主義を標榜する世界においても、共産主義国家と同じ言論統制を初めてしまえば、人々のいい意味での批判精神は失われて時の権力者の意向にそわない人々は締め出されるデストピアになってしまいます。そのことを憂えざるを得ません。

マイク・ポンペオ前国務長官の退任前の衝撃的な発言

  バイデン政権が誕生する前日、トランプ政権の国務長官を務めたマイク・ポンペオ氏はツイッター中国共産党の新疆ウィグル族やその他の少数民族に対する凶悪な犯罪を「大量虐殺と人道に対する犯罪」(ジェノサイド)と認定したと発言しました。そしてこの行為は中国国民とあらゆる文明国家に対する侮辱であるとも述べました。またポンペオ氏は公式声明の中で「新疆ウイグル自治区における中国政府の政策や虐殺に関する文書を精査したところ、少なくても2017年からこうした行為が行われていた」と述べています。新疆で行われた犯罪には、強制不妊手術や強制労働、表現や移動の自由の制限などが含まれています。バイデン政権の国務長官に任命されたアントニー・ブリンケン氏も、このポンペオ氏のジェノサイドという発言に同意すると語っています。この問題は党派を問わす政権が変わっても、継続して取り上げていくようです。
 この点に関しては世界の多くの国が同様の意見を言っており、今後注目していきたいと思います。この事は、日本での清水ともみ氏が漫画として出版しています。まずは事実を知ることからはじめて行きたいと思います。21世紀を迎えても、こうした悲劇が繰り返されていることは実に悲しむべきことであり、報道機関はこうした人類に対する犯罪行為をもっと多くの人々に知らせる義務があると感じます。少なくてもトランプ政権が人権問題に関心がなかったという事実に反する偽りの報道を拡散するのはやめてほしいと思います。下記に関連する動画や日本版ウィグル人権法に関する署名のフォームを紹介していますので、ご覧いただければ幸いです。この記事や動画を見れば、中国共産党は人類全体の敵であり、一刻も早くこの政権が崩壊することを願わざるを得ません。
 新型コロナ問題も先行きが不透明で厳しい状況が続きますが、真実から目を背けることなくこれからも情報発信をして行きたいと思います。

 

※参考動画

米大統領選後の世界の行方 / トランプイズムを受け継ぐ /
これからの私達の生き方 馬渕睦夫氏

www.youtube.com

○清水ともみ著「その國の名は誰も言わない」の動画 

www.youtube.com

 ○BBC(英国の国営TV局)のYouTubeチャンネルの動画

 

日本版ウイグル人権法署名フォーム

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