札幌スピリチュアリスト・ブログ

スピリチュアリストとして日々感じたことや、考えたこと、書籍の紹介などを徒然なるままに記します。

真理探求への求道の末に

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 これまでの人生を振り返ってみて、20代の頃から周りの人達と一緒に過ごしていても、何か違和感を感じることが多くありました。高校時代には、唯物論マルキシズムに強い影響を受け、体制批判のグループに入ったこともあります。ただ当時話題となった連合赤軍事件の報道や、カンボジアのクメールルージュの大量殺戮などの悲惨なニュースを目にして、共産主義の理想と現実に大きなギャップを感じて、大学に入ってからは、全く別の価値観になっていました。そしてその後も様々な組織や職場で多様な人間関係が出来るのですが、違和感を感じる点は変わりませんでした。

 20代以降は、宗教的な体験や実生活の中での人との出会いを通して自分の価値観が少しづつ形成されて行きました。幼少期から色々なジャンルの書物に親しみ、自然科学、哲学、社会科学、宇宙論、物理学、歴史書経済書、コンピューターサイエンス、自伝、成功哲学、最近はスピリチュアリズム関係の書物など実生活にすぐ役立つ書物というより、一般教養的なものに強く惹かれて読んで来ました。今になってみれば、最終的に霊的真理に出会ってそれを正しく理解し実践するための過程であったと思います。

 今日、時代は新しいターニングポイントを迎えています。あらゆる人とモノと情報がネットワークに繋がって互いに影響を及ぼしあう超スマート社会を迎えて、人類の共有財産と言える叡智も共有されるようになって来ました。現在では、キーワードで検索すれば人は自ら必要とする知識や情報に瞬時にアクセスすることが可能になり、またこれまで出会う可能性のなかった人とSNS等のネットワークからリアルな人間関係を始めることも可能です。

 私自身、人生上の大きな悩みを抱えていた時に「シルバーバーチの霊訓」を始めとする霊的真理に出会ったのも、インターネットの検索を通してでした。ある意味で地球人類70億人が少なくても文字が読めてインターネットにつながることができる範囲ですが、ネットワークで繋がっている世界ができあがったと言えましょう。これまで閉じられた空間や環境の中で、他との比較にさらされない中で人々に影響を及ぼしてきた既成の宗教や様々な組織も、その真偽を他の組織や価値観との比較の中で淘汰される時代を迎えたとも言えます。

 つまり本物であるか否かは、圧倒的多数の人々がネットワークで繋がっているこの時代には、厳しく選別される時代が到来したということであり、それに堪えうる内容であってはじめて人々に影響を及ぼしうるということです。物理学の理論は様々な実験を通して実証されて始めてコモンセンスとなっていくように、これからは内的な真理を探求してきた宗教や思想、哲学も多くの人々の批判を克服して実証を伴って始めて認められる時代が来ました。虚偽が通じない時代がきたのです。

 シルバーバーチは、交霊会に参加された様々な人々からたくさんの質問を受けて一人一人に納得できる形で真摯に答えていきます。また示された霊的知識・霊的情報がスケール・深さ、真実性などどの点をとっても他の霊界通信よりも卓越しています。私自身これまで体験したどの宗教や思想と並べてみても、到底比較にならない深い叡智と確信を自然に与えられました。

 決して押し付けがましい教義などではなく自分の理性で判断し納得したものだけを自分の生き方の指針にしていけば宜しいのです。是非一読をお勧めします。